安眠・快眠の為に

【安眠・睡眠四か条】

  1. 最適な寝床内気候を保つ
    快眠につながる布団内の環境(寝床内気候)は、温度が32~34度、湿度は45~55%の範囲に保たれている状態が理想です。保温力のある寝具を使えば最適な温度は保てますが、湿度を保つのは夏と冬とで湿度が違いすぎるこの日本に於いては難しいです。吸湿性と発散性に優れた素材の寝具を使わないといけません。
  2. 最初の90分が重要
    眠りで一番深いのは寝付いた最初の90分です。この時間のノンレム睡眠は脳と身体の疲労の回復に重要な役割を担っています。深いノンレム睡眠を取って脳の疲労を回復します。
    更にこの時間は成長ホルモンの分泌が活発になります。成長ホルモンは身体を使ったことによる筋肉の疲労を回復させるのに必要なホルモンです。
    また新陳代謝を促進させる働きもあります。睡眠時間を気にするよりも、最初の90分のノンレム睡眠をいかに深いものにするかが睡眠の質に関わります。
  3. 体を温めてから寝る
    体を温めてから眠ることは勿論ですが入眠後は保温力のある寝具を使わないといけません。吸湿性のない素材の化学繊維を使った寝具では蒸れから寝冷えをして体を冷やしてしまいます。ここでは吸湿性が高くその湿気を熱に交換してくれるウール、キャメル、シルクといった素材の寝具を使って朝までぐっすり寝て免疫力をUPしましょう。
  4. 冷え性の方でも免疫力UPできる
    体を温めてから眠ることは勿論ですが入眠後は保温力のある寝具を使わないといけません。吸湿性のない素材の化学繊維を使った寝具では蒸れから寝冷えをして体を冷やしてしまいます。ここでは吸湿性が高くその湿気を熱に交換してくれるウール、キャメル、シルクといった素材の寝具を使って朝までぐっすり寝て免疫力をUPしましょう。

眠りの診断書始めました

当店では、 まずお客様の眠りの現状を理解するためにカウンセリング(問診)を行っています。
ごれにより、お客様が現状抱えている眠りの問題点や改善点を探します。

お客様に必要な寝具と、何故お客様にとってその寝具が合うのかを睡眠生理の観点からご説明します。
そして、実際に試し寝をして頂いて体感して頂きます。

部屋の環境や引き続き使える寝具、予算なども考えて、複数の組み合わせの提案を致します。
また、 今お使いの寝具の中でまだ利用できるものは、それを利用して寝心地を組み合わせるご提案も可能です。

お客様一人に一時間から一時間半もの時間をかけて丁寧に接客させて頂いております。

こちらのお客様は、ここ1~2年の間に朝起きると肩・腰・背中に痛みやこりが発症し整体などに通院していましたが、 日に日に慢性化してきたため、改めてネットで悶ぺていたところ、 自分の使っている寝具に原因があるのではないかと思い至リ地元のお店である当店に起こしになられました。
早速、カウンセリングを行い、眠りの現状をお聞きします。そこで出たポイントが上記の内容でした。寝具には耐久年数や使用時の注意があります、こちらのお客様は綿布団を干すことも、打ち直しに出すこともせずに長年使用されていました。いわゆるせんべい布団ですね。 寝汗の湿気で重く、硬くていびつな表面の状態は、仰向けの時には腰は宙に浮いた状態、 背中には耐圧が強くかかり、横寝の時には身体の下になった肩が圧迫されます。更に凸凹に合わせて寝姿勢が乱れてしまいます。この綿布団とお客様が朝起きたときに発症すると言っている事から症状の原因は今お使いの寝具であると判断しました。こちらの綿布団は使い物にならなくなっていましたので、 新しく買い替えを勧めました。様々な組み合わせを店即で実際に試し寝され、畳の上でも敷けるウッドスプリングのナチュラフォ ームと同社の天然ラテックスのマットレスのハーモニーと同社の枕と羊毛ペッドパッドをお選びになられました。

ナチュラフォーム

身体に合わはて波打つ木製のスプリングで身体全体に耐圧が分散され腰や背中、肩なとに負担を掛けません。
寝ている状態の時に身体の力が抜ける構造になっているため熟睡しやすいのが特徴です。

ハーモニーマットレス

ナチュラフォームなどのウッドスプリングの上に敷くと酎圧分散が増し、 身体の負担が軽減されるマットレスです。
100%天然ラテックスフォームのこちらの商品はヘタり難く約15年もの問、寝心地が変わりません。

羊毛ベッドバッド

睡眠時の発汗を吸収し、熱に変える働きのあるウールをふんだんに詰めたベッドパッドです。
 保温性と吸湿発散性を兼ね備えているため、冷え性を軽減し夜中に自が党めにくくなります。

リラックス枕

2段階の高さ調整が可能な天然ラテックスフォームの枕です。 同社のナチュラフォームとの相性は抜群で、横起・仰向け客のどちらの状態でもフィットします。

こちらのお客様は冷え性持ちで、 夜中に何度も目が覚めてしまうそうです。 我々が眠りのカウンセリングを始めて問診して気づくのが、この症状の方々の多くは冷えるためアクリル毛布やフリースのバジャマ、更に電気毛布といった具合に温かそうなものを重ねて使っておられます。 しかし、睡眠においては使う寝具の選び方を間違えると、改善するどころか、 ますます症状を悪化させてしまう恐れもございます。上記の素材のほとんどが化繊で出来ているものですが、これらの素材には汗を吸う能力が備わっていません。睡眠中は絶えず寝汗をかくのですが、通常これらの寝汗は寝具が吸収するべきものなのです。アクリルやポリエステルの素材の寝具を使っていると寝汗が肌にまとわりつき寝苦しくなってきます。この寝袋汗による蒸れによって心拍数が上昇し寝哀返リも必要以上に打つようになり、夜中に何度も目が覚めてしまいます。結果熟睡感がなくなり更に時間が経つにつれてその汗が冷えていき身体も冷えるという悪循環になっていきます。これが身体が冷えて夜中に目が覚めるメカニズムです。これらの症状を防ぐためには汗を吸う素材の寝具が必要になってきます。中でもウ ールは、吸った汗を熱に変えて放出する働きがあるため寝哀汗で冷えることもなく、暖かな寝心地で眠ることができます。そこで、マットレスの上に重ねる羊毛ベッドパッドをお勧めしました。更にフリ ースで寝ておられるこちらのお客様に綿やシルクなどの天然素材のパジャマに変える事をお勧めしました。

羊毛ベッドバッド

睡眠時の発汗を吸収し熱に変える慟きのあるウールをふんだんに詰めたベッドパッドです。
保温性と吸湿発散性を兼ね備えているため、 冷え性を軽減し夜中に自が覚めにくくなります。

天然素材のシーツ、バジャマ

綿やシルク、 麻なとの天然素材は汗を吸つてくれるため、 寝汗が冷えることで起こる冷え性や暖苦しさを緩和してくれます。
しかし、寝貝自身に吸湿発散性がなければ効力を発揮できないので注意が必用です。

こちらのお客様は一日中肩コリ・ 首コリ、最近になって頭痛にも悩まされるようになリ、雑誌の記事を見て枕が原因かもと考えられて当店にで相談に来られました。 早速眠リのカウンセリングを行いすと、まず、お持ちの羽根枕を10年以上使っておられることが分かリました。
枕の素材の中でも羽根枕の耐久年数は高くないにもかかわらず、10年以上もお使いになっているために、枕がへたって変形し、ご自身の身体と全く合わなくなっていました。そのため頚椎周りが支えられずに宙に浮いた状態で寝ているため、首コリが発症していました。 そして、横寝時には枕が低いため身体に肩が圧迫されてしまい、肩こりも発症されています。 自分の腕を枕の下に差し込むことで枕の高さを無意識に調整していると言っておられました。 これも血行不良の原因となり、肩コリの原因の一つとなっています。そこで、仰向きと横寝の両方の寝姿勢でも身体に合わすことができるオーダーメイド枕でミリ単位まで調節して差し上げることにしました。これにより仰向け時の頸椎の支え感、横痘時の肩への圧迫を解消し症状が緩和出来るようにしました。この方は首コリ・肩こりからくる頭痛を発症されていましたのでこれもまた解消できます。当店のオーダーメイド枕は長くお客様にびったりと合う状態で使って頂きたいとの思いで、10年間再調節無料にしております。

オーダーメイド枕

首や肩周りの凹凸を計測し、枕の中材をミリ単位で調節し、 お客様の身体に合わせて作る枕です。
4種類の中綿から好みのものを選ぶことができ、枕の正しい使い方もレクチャーしています。

こちらのお客様は引っ越しを機にベッドを新しく買いい替えられたそうなのですが、 翌日から朝起きると背中の痛みや肩こりに悩まされているとのことでした。ネットで見て枕を変えれば改善するかもと思い、当店のオーダーメイドまくらを作りに来られました。
まずはいつもの様にカウンセリングを行います。 お客様の症状が肩こりだけであればオーダーメイド枕で改善されたでしょう。しかし、背中の痛みも訴えられていますのでこのケースは敷寝具が原因でした。
こちらのお客様は大手の量販店でコイルスプリングの硬めのマットレス付きのベッドを買われていました。
硬めのマットレスで寝ると腰部分が浮いて 背中部分に体重がかかります、これで背中の痛みや腰痛を発症することが多く、更に横向きになると、肩が上半身の重さに圧迫されて肩こりにもなってしまいます。通常は耐圧分散性に優れたマットレスをお奨めするのですが、まだ新しいベッドを購入されたお客様に寝具の買い替えを奨めるのは現実的ではありません。腰痛を発症されておらず重症では無かったこともあり当店オリジナルの羊毛ベッドパッドの、ウールデラックス二層式ベッドバッドをマットレスの上に敷く事で、体圧分散を促すことをお勧めしました。

ウールデラックス二層パッド

硬めのマットレスの上に敷くことで、 耐圧分散性、吸湿発散性なと睡眠に重要な効果を与えてくれるベッドパッド。